看護師の年収は地域によっても大きく変わる

北海道・東北

北海道・東北の中で最も平均年収が高いのは宮城県です。逆に、最も平均年収が低いのは青森県です。宮城県と青森県では80万円の年収差があります。近隣の県でも結構な差があるようですね。

関東

関東で最も平均年収が高いのは、やはり東京都です。全国で見ても、東京都が1番高いですよ。最も平均年収が低いのは千葉県で、東京都と比べると100万円ほどの年収差があります。また、関東は正看護師と准看護師の年収差がかなり開いているのも特徴です。東京都の正看護師と群馬県の准看護師を比べると、180万円もの年収差があります。

甲信越・北陸

甲信越・北陸で最も平均年収が高いのは福井県です。また、最も低いのは富山県です。福井県と富山県の年収差は30万円ほどです。なお、長野県と福井県は准看護師の平均年収が高いです。都道府県ごとに正看護師と准看護師の職種間での年収差が異なるのが、このエリアの特徴ですね。

関西

関西で最も平均年収が高いのは大阪府で、最も低いのは滋賀県です。大阪府と滋賀県では、150万円もの年収差がありますよ。なお、正看護師と准看護師の職種間での年収差は40万円ほどです。兵庫県では、正看護師よりも准看護師のほうが平均年収が高いという、珍しい特徴があります。

東海

東海地方で最も平均年収が高いのは三重県です。また、静岡県は正看護師・准看護師共に平均年収が高い傾向にあります。一方、平均年収が低いのは岐阜県で、三重県と比べると60万円の年収差があります。関東・関西と比べると、正看護師と准看護師の年収差は少ないようですね。

中国・四国

中国・四国で最も平均年収が高いのは岡山県で、最も低いのが鳥取県です。岡山県と鳥取県では50万円ほどの年収差があります。このエリアは、都道府県間で正看護師と准看護師の年収差が大きいという特徴があります。なお、鳥取県は准看護師のほうが平均年収が高いです。

九州・沖縄

九州・沖縄で平均年収が最も高いのは福岡県です。逆に最も低いのは沖縄県です。九州・沖縄は看護師に限らず労働者全体の平均年収が低いので、高給与を望むことはできないようですね。ただし、エリア内での年収差は少ない傾向にあります。

まとめ

やはり、人口の多い都市部は年収が高い傾向にあるようです。年収アップを望むなら、大都市で働くことをおすすめします。地方都市は都道府県ごとの職種間での平均年収差が大きいので、准看護師として働く人は少し不利ですね。