気になるボーナスについて

年収を大きく左右するのがボーナスです。ボーナスを楽しみに日々の仕事を頑張っている看護師も多いかと思います。基本的に、夏と冬の2回に分けて支給されます。看護師のボーナスについて、掘り下げて紹介していきますね。

気になるボーナスについて

全体の平均支給額

看護師のボーナスは、大体「年間4か月分」を目安に支給されることが多いです。厚生労働省の調査によると、看護師の年間ボーナスの平均額は82万円ほどです。1回分の平均支給額は約41万円ですね。

勤務先の規模によって変わる

勤務先の規模によってボーナスの額は変わります。以下に、従業員数で規模を区分した場合の平均額を紹介します。
「10人~100人未満 年間約64万円」「100人~1000人未満 年間約75万円」「1,000人以上 年間約95万円」
こう見ると、やはり規模が大きいほうがボーナスは高くなるようですね。

年代別のボーナス支給額

では、年代別に分けるとどうでしょうか。
「20歳~29歳 年間約77万円」「30歳~39歳 年間約92万円」「40歳~49歳 年間約95万円」「50歳~59歳 年間約114万円」「60歳以上 年間約115万円」
これは正看護師の場合の金額です。准看護師はこれよりも低くなります。こう見ると、30歳を超えたタイミングと、50歳を超えたタイミングで一気に高くなります。管理職への昇進する可能性が高いので、それに伴いボーナスの支給額もアップするようですね。

他の職業と比較

次に、他の職業と比較してみましょう。看護師は女性が多いので、ここでは女性にフォーカスを当てて紹介します。
「女性看護師 年間約82万円」「女性薬剤師 年間約87万円」「女性大学教授 年間約281万円」「女性公認会計士・税理士 年間約192万円」「女性客室乗務員 年間約132万円」「女性高等学校教員 年間約141万円」
看護師は年収が高いイメージがありますが、看護師以上にボーナスをもらっている人も多くいます。とはいえ、上記で紹介した仕事は特に年収が高い職業です。女性全体の職業別ボーナス支給額で比較すると、看護師は上から20番目の位置にいます。あらゆる職業がある中でその位置に食い込むのですから、やはり年収の高い仕事だといえますね。また、看護師は長く活躍できることに加え、ニーズが高いので一度現場を離れても復職しやすいです。安定して収入を得られるのは看護師特有のメリットですね。

公務員看護師のボーナス

公的な病院で働く公務員看護師のボーナス事情を知っている人は少ないのではないでしょうか。国立病院機構の病院で働く看護師のボーナスは、「年間約83万円~104万円」です。地域手当が異なるので勤務地による金額の違いはあるものの、最低でも83万円ということですから、民間の病院よりは高いといえますね。

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